山火事で手足に大火傷を負ったクマが斬新な治療方法で元気を取り戻す!

魚の皮

画期的な治療方法とは、「魚の皮を包帯代わりにする」ことです。

クマの手足には火傷治療用の軟膏を塗ります。

そして淡水魚のティラピアの皮を殺菌消毒した上で、包帯代わりにしたのです。

それだけではなく、クマたちの痛みを軽減させる鍼療法や雑菌を殺すためのレーザー療法も実施されました。

さらに超音波検査も行った結果、クマたちの中に1頭だけ赤ちゃんを身ごもっている子がいると判明します。

「このクマは妊娠している。できるだけ早く山に帰してあげなければ」

そう考えた獣医のチームは、とりあえずクマの傷が癒えるのを待つことにしました。

その後のクマたちの経過は、次のページにてご覧ください。

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