「やめにしよう」
スーパー業界では、前年の売り上げを超える個数を用意するのが当たり前になっています。
この現状にヤマダストアーさんでは、余剰分を作らない方針に。
毎年、大量廃棄問題が指摘されている恵方巻に対して、ヤマダストアーさんは次のように考えました。
「食材の原価だけで考えているからそんなことになる」
「ヤマダの鮮魚従業員も『海産資源は絶対減っている』と言っています。だから大事にしたい」
「もうやめにしよう」過熱する恵方巻き廃棄問題に兵庫のスーパーが一石投じるチラシ「かっこいい」と大反響呼ぶ(ねとらぼ)https://t.co/nQXYIaB0L6
「ヤマダストアーは『食材の原価だけで考えてるからそんなことになるんやと思う』『ヤマダの鮮魚従業員も「海産資源は絶対減ってる」って言ってます。— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2018年2月5日
以上のような見解を示し、次のように宣言しました。
『今年は全店、昨年実績で作ります』
「最後の1本の恵方巻までお客様に愛されますように」
商品を大切に扱うヤマダストアーさんの気概が伝わって来ますね。
完売
この広告を出した結果は、8店舗中5店舗で恵方巻き全部を完売したそうです。
また割引の実施により、完売した店舗もあったとのこと。
売上第一を考えるのは、小売店にとっては当たり前のことかも知れません。
しかし、消費される食品の立場で、商売を考えるお店の方針はとてもありがたいです。
発祥もよくわからない恵方巻きを大量生産し、売れ残れば廃棄する行為はあまりにも人間の身勝手です。
ヤマダストアーさんのようなお店が増え、消費者も目先にばかりとらわれなければ、
世の中から食品ロスは無くなるのではないでしょうか?
【関連記事】
*スタバで写真を撮るだけで注文した品を飲み残した女性に対して一緒にいた男性が言い放った一言にスカッ!
*「ご飯を作る人」と「ご飯ができてる人」住む星が違うレベルで差があるという持論に共感殺到!
*哀しすぎる出来事に遭遇した個人経営の寿司屋からの切実なお願いとは・・・?
*スーパーで買おうと思ってやっぱりやめた商品を絶対に別の棚へ移動してはいけない理由とは!?
*「旅行に連れて行けないから殺して」正月をゆっくり過ごしたい人間のエゴで多くの動物が殺処分される広島の現状!