謎のメモ
「ルイは今日のヒーローだよ。彼は枝の山に引っかかってもがいていたマディのところに、ボクを連れて行ってくれたんだ。」
メッセージを書いたのは、近くで農家を営んでいるロブさんです。
マロリンさんたちは早速、ロブさんに連絡をとって詳しい事情を聞きました。
ロブさんはその日、朝からいなくなった飼い犬のマディを探して焦っていたのですが、
そんな彼の前にルイが何かを訴えかけるような様子で現れたのです。
「この犬は何かを知っているに違いない!」と感じたロブさんは、ルイの後についていきました。
そして、愛犬が苦しんでいる姿を発見したのです。
ヒーロー・ルイ
しかも、ルイはただマディの居場所を教えるだけではありませんでした。
枝の山に引っかかっていたマディをロブさんが救出する際、ルイは枝を引っ張って土を掘り起こし、
必死に救助作業を手伝ってくれたのです。
高齢で体の融通がきかなくなりはじめていましたが、
困っている他者が目の前にいる「ヒーロー」のルイにとってそんなことは関係なかったのでしょう。
マロリンさんは最後にこう語りました。
「私は、ルイを本当に誇りに思います」
その想いはきっと助け出されたマディ、そして彼のもとまで導かれたロブさんも同じはずです。
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