タタへの愛情
男性が探しに来た愛犬のタタは、健康で幸せそうにしていました。
そしてスタッフは男性の持ち物が少なくても、愛情をたくさんタタへ注いでいたことに気付きました。
男性は、自分よりも犬のことを優先的に考えていたそうです。
カレンさんによるとホームレスに犬を返すことを良くないと考える人もいるが、
家があろうとなかろうと犬のお世話ができない人はたくさんいるとのこと。
男性とタタが感動の再会を果たした場面です。
確かにどれだけ衣食住が揃っていたとしても、
犬のお世話を放棄したり虐待をしてしまう飼い主さんはいることでしょう。
だから男性がホームレスだという理由だけで、お世話をしないと決めつけることはできないのです。
幸せの形
男性にとって、タタはたった1人の家族。
だからこそ、なけなしのお金をはたいてシェルターまで探しにきたのでしょう。
その行動に胸が熱くなります。
シェルター側もこの心優しい男性に感動して、
タタの返還にかかる費用を無料にした上でこれから何かあった時は手助けをするとまで約束したそうです。
更に今回のことがきっかけとなったのか、
このシェルターはホームレスとそのペットに力を貸すことを目的としたプログラムを始動させました。
助け合いという言葉は、まさにこういうことに使うのでしょう。
幸せには色んなカタチがあるのだと学ぶことができました。
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