トライアスリートが『スリープローダイエット』を実践→3週間後、彼らの体と成績にとんでもない変化が…!

この記事が公開されたのが5月31日。

そろそろ夏が待ち遠しくなる頃ではないでしょうか?

夏といえば肌の露出がどうしても多くなる季節。

だからこそ、みっともない体型のままではいられませんよね?

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炭水化物抜きダイエット

近年ちまたでは、『炭水化物抜きダイエット』というダイエット方法が流行しています。

その名の通り、炭水化物を一切摂らない食生活を送るのです。

具体的にはお米、麺類といったいわゆる「主食系」のものを食べないようにする、ということですね。

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様々な炭水化物抜きダイエット

一口に炭水化物抜きダイエットといっても、様々な手法があるようです。

例えば「夜だけ炭水化物抜きダイエット」、その名の通り夜だけ炭水化物を摂取しないということですね。

その他には「ケトン体ダイエット」。

これは2週間炭水化物を極端に減らしたのち、2週間経ってから体重の増減や体調を確認しながら、徐々に炭水化物の量をお増やしていくという手法です。

ケトン体とは、炭水化物を摂取することによって得られる糖の代わりに使われる身体中の脂肪分が分解されたエネルギー源です。

ちなみに、これらのダイエット方法は糖尿病の研究結果を基としています。

安全性への疑問

一方で極端な炭水化物摂取量の減少は、安全面への疑問からあまり勧められていません。

その他にも集中力が欠けたり、強度の高いトレーニングに効果的でないといった問題点も指摘されています。

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しかし、フランスの国立スポーツ体育研究所(INSEP)を中心とした科学者のグループが、炭水化物抜きダイエットにによってただ痩せるだけでなく、持久力も向上するという研究結果を発表しました。

痩せるだけじゃなく、記録も伸びる!?

研究者たちは炭水化物の摂取とトレーニングのタイミングに注目しました。

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また、体内のグリコーゲンやグルコースの少ない状況下で運動することで、脂肪燃焼効果が上がることが知られていました。

しかし前述の集中力の欠如の問題から、持久系スポーツ(マラソンやトライアスロンなど)の人々には改善の余地があるともされていました。

今回の科学者のグループの発表によって、持久系スポーツのアスリートにとって炭水化物抜きダイエットは、摂取とトレーニングのタイミングを意識すればただ痩せるだけでなく、持久力の向上すなわち記録の向上に期待ができるということが明らかになったのです。

それでは具体的な方法と、この方法による体型と成績の変化について次のページでご紹介いたします。

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