「旅行に連れて行けないから殺して」正月をゆっくり過ごしたい人間のエゴで多くの動物が殺処分される広島の現状!

正月の長期休暇

正月期間中は長期休暇に入るため、

県営や市営の動物愛護センターでは収容された犬や猫の世話をするスタッフの都合で休み前に全頭処分し、

センター内をキレイにした状態でお正月を迎えることになっているとのこと。

人間の勝手な都合で、ゴミのように処分されてしまう犬や猫の命…。

彼らの命は、そんな軽く扱えるものなのでしょうか?

このような現状に、反旗を掲げたNPO団体があります。

広島に本部を置いている「ピース・ウィンズ・ジャパン」が、あるプロジェクトを立ち上げました。

ピースワンコ・ジャパン・プロジェクト

プロジェクトの名前は、「ピースワンコ・ジャパン・プロジェクト」。

目標は2020年の東京オリンピックまでに、日本の犬の殺処分をゼロにするというもの。

2011年度に犬猫の殺処分数が全国ワースト(8,340頭)を記録した広島県で、

2016年4月以降殺処分対象の犬を全て引き取り、殺処分ゼロを実現させようという活動です。

そのようなピースワンコの活動をご紹介したいと思います。

これからご紹介する動画は、

広島県愛護センターの殺処分対象の犬達をスタッフが引き取りに行く場面から始まります…。

飼い主に捨てられて不安な表情の犬達。

すっかり人間不信に陥り、スタッフに噛みつこうとしています。

殺処分ゼロへ…

通常センターでは、人間に噛みつく恐れのある犬は殺処分になりますが、

そのような子も収容ボックスに入れて連れて帰ります。

ピースワンコは、犬達の最後の受け皿になっているのです。

2016年4月から、広島県内のドリーム・ボックスは稼働が停止しているそうです。

スタッフは、2度と稼働しないことを願って活動を続けています。

殺処分ゼロを実現するには、多くの人たちの支援が欠かせません。

募金を最大の収入源としてる「ピース・ワンコ・ジャパン」では、

現在『ふるさと納税』を通じて支援を募っています。

詳しくはこちらをご参照ください。

来年2018年は戌年になります。

まるで物のように捨てられ処分される犬がいなくなるように、

一度「ピースワンコ」の活動に目を向けてみてはいかがでしょうか?

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出典:ふるさとチョイス/YouTube

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