縁の下に2匹の子猫
アメリカのノースカロライナ州に住む男性が、1年前に自宅の縁の下で2匹の子猫を発見しました。
凍えるような寒さの中、取り残されていた2匹は体が冷えて衰弱していたそうです。
男性は、弱っている子猫たちを急いで家の中へ連れて行き、回復を願いながら必死で小さな体を温めました。
「近くに母猫がいる可能性や、母猫がいれば子猫達の生存率が上がることは知っていました。しかし、空腹でボロボロの状態の子猫達は、母親から世話を受けていた状態とは考えられませんでした。」
男性はこのように語ります。
子猫の飼育経験がない男性ですが、どのようにこの苦難を乗り切ったのでしょうか?
手探りの看護
「この子たちを救いたい」という一心で、男性はできる努力は惜しみませんでした。
「私は過去に子猫を保護した人達の体験談をインターネット上で読み漁り、その情報を頼りに子猫達のお世話に励みました。」
と語る男性。
全くの手探り状態で子猫のお世話をしたようです。
子猫は、ミルクを与えれば育つわけではありません。
赤ちゃんと同様に数時間おきのミルク、刺激を与えて排泄物の処理、適度な保温など、
それはそれはかなりの手間が掛かります。
子猫達に愛情を傾け、必死で寝る間も惜しんでお世話をした男性の努力はみのり、
2匹は日に日に回復していきました。
そして1年後、思わず自慢したくなるような美しい猫へと成長していくのです。
1年後の姿
保護から数週間後、一緒にテレビを見る可愛らしい姿をしています。
すっかり元気になり、男性のもとで安心して暮らしているのが分かります。
そして現在、「インキー」と「スー」と名付けられた2匹は長毛の美しい毛並みに、
クリクリの大きな瞳の猫に成長しました。
現在も男性と暮らしているそうです。
「2匹の成長ぶりには、保護主である私自身も大変驚いています。小さくて弱々しい彼らが、今では大きくて愛らしい猫へと生まれ変わりました。」
男性はこのように語ります。
愛らしい姿で毎日恩返しをしてくれるという男性ですが、彼もまた幸運に恵まれたようです。
もしかして事故に遭い、子猫達のもとへ帰れなくなったかもしれない母猫ですが、
この家の縁の下に産んだのは幸いだったようですね。
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出典:Reddit