必死に生きる母猫
夏に生まれる子猫と冬に生まれる子猫では、生存率に大きな差があります。
野良の母猫は安全で暖かな場所を見つけてお産をしますが、冬の場合は気候的に悪条件です。
それでも、子猫を宿した母猫は必死になってお産の場所を探しますが、
野外で暖かい場所を見つけるのは困難ではないでしょうか?
ある雪の日の出来事です。
お腹に子猫を宿した野良猫が、地面で丸くなっていました。

もう臨月も近いのか、かなり大きなお腹です。
体を冷やさないように雪を避け、土の上で身を縮めていますが体はどんどん白くなる一方…。
この時、母猫を偶然発見した男性がいました。
男性は、身重の体で必死に生きようとしている猫を見捨てることなどできませんでした。
果たして、男性の援助に母猫は答えてくれるでしょうか?
その後の結末は、次のページで詳しくご紹介いたします。
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