ホテルのビニール袋
宿泊しているホテルが火事になったら、どう対処したら良いのでしょう?
きっと慌てて冷静な判断ができなくなるでしょうね。
しかし、火の手は迫ってきます。
一刻も早く安全な場所に逃げなくてはいけません。
あるホテルに、避難グッズとして透明ビニール袋が置かれているのを見つけました。火災発生時、頭からかぶることで有毒な煙を吸わず、目を開けたまま避難できるものです。窒息の危険性があるので使用方法に注意が必要ですが、緊急時における身近な物の活用術として覚えておきたい技だと思います。 pic.twitter.com/zF0Ud4LaiG
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) November 23, 2017
しかし、もうもうとした煙がまず行く手を遮ることでしょう。
そんな時に、役に立つのがビニール袋です。
透明のビニール袋は火災発生時に頭からすっぽり被って、『防煙フード』として活用できるのです。
防煙フード
火災現場は煙で見通しが悪いだけでなく、その煙を吸い込むことで一酸化炭素中毒を引き起こすこともあり、
注意が必要です。
そんな危険から身を守ってくれるビニール袋の使い方を解説します。
まず、ビニール袋を良く振って中にたくさん空気を入れます。
そして袋を頭からかぶり、外の空気が入らないように袋の口を絞って片手で持つのです。
最近では、専用の「防煙フード」を置いてあるホテルもあるそうですが、
それがない場合でも透明のビニール袋で代用できます。
警視庁警備部災害対策課では、「窒息の危険性があるため、使用方法には注意が必要」だと言っていますが、
緊急時に備えてぜひ覚えておきたい活用法ですね。
ネット上では、「なるほど」「ためになる」という声が多く寄せられているそうです。
ビニール袋1つで、命を守ることができるかもしれませんね。
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