違法に観光資源として利用され、虐待に苦しんでいたゾウが生まれて初めて触れた愛情とは?

ゾウ公園

レクさんは象を守るための一環として、1996年にゾウ公園を開園しました。

そこでは虐待を受けたゾウたちを保護するだけではなく、

ゾウたちが好きな時に公園中をのびのびと駆け回ることができるのです。

ここへくるゾウたちはみんな凄惨な虐待を受けていますが、レクさんはこう話します。

「ここへくるゾウたちが精神に障害を抱えている割合は85%です。身体的ダメージはもちろんのこと、一番の問題は精神的ダメージが大きいゾウたちです。彼らの多くは無気力に立ち尽くしていることが多く、中にはずっと同じ場所を回り続けるゾウもいます。」

レクさんは次第にゾウたちを安心させる存在になっていき、

彼女の優しい子守唄などでゾウたちの傷ついた心を癒やしていきました。

心を開いたゾウたち

保護区をずっと支援してきたヘンリク・エネフォルドセンさんは、

レクさんが成し遂げた偉業をこのように語ります。

「レクさんがゾウたちへ話しかけると、彼らは彼女の側を離れなくなります。ゾウたちが一度に集まってくるから、レクさんと一緒に仕事ができないこともあります。」

この動画には、レクさんの活動の様子やゾウたちが受ける虐待の様子などが収められています。

レクさんは何年もかけてゾウたちのために努力を重ねていき、

若いゾウたちが虐待されないようにと活動してきました。

自分を守るすべのない彼らに、理不尽な仕打ちを受けなくて済む世界がくることを願いたいですね。

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出典:Elite Readers/YouTube

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