不慮の事故でハッピーエンド?右目のみならず両目を摘出した猫にもたらされたものとは?

暴れん坊ジャック

「ジャック」という名前は、海賊映画のキャラクター名なのだそうです。

その名の通り、片目のジャックは手の付けられないほど暴れん坊な子猫でした。

元気に育ったジャックが1歳の時です。

飼い主さんが掃除機をかけていると、やんちゃなジャックが掃除機の吸い口に飛びつきました。

その時、残された左目が口にはまり込んでしまったのです。

飼い主さんは緊急電話で動物病院に連絡し、翌日の開院と同時にジャックを診察してもらいました。

診察した獣医さんは、残されていた左目の摘出を勧める診断をしました。

通常は老化と伴に徐々に視覚を失うものですが、

獣医さんは突然見えなくなってもうまく順応するだろうと判断したそうです。

飼い主さんは悩みましたが、ジャックに残されていた片方の目も取り除くことに決めました。

不慮の事故→ハッピーエンド

ところが手術後、ジャックはまるで魔法のように生まれ変わりました。

暴れん坊だったジャックは、穏やかで落ち着いた猫に豹変したのです。

ジャックが、暴れん坊だったのには理由がありました。

残されていた左目が痛みや不快感を引き起こし、苛立ちのあまりの行動だったのです。

「もしそのことに、ずっと前に気づいてやれたら…。私は迷わず左目も切除していたと思います。長い間苦しい思いをしていたのかと思うと、想像しただけで胸が締め付けられます。」

飼い主さんはこのように振り返りました。

残された目の痛みに、気づいてあげられなかったと言う飼い主さん。

しかし残された目を、わざわざ奪おうと思う飼い主さんはいないのではないでしょうか?

痛みから解放されたジャックは本来の自分を取り戻し、与えられた運命を楽しく過ごしているようです。

周りの音を感じながら、上手に生活しているとのこと。

飼い主さんに愛されて、幸せに過ごしているジャック。

見た目の不幸と、本当の幸福を考えさせられますね。

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出典:boredpanda

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