安楽死寸前
ブリジットさんは最後の望みをSNSに託し、ペリーウィンクルの写真を投稿しました。
するとわずか数時間で500回以上もシェアされ、
その日の内に保護団体が命を繋いでくれることに決まったのです。

ブリジットさんはこう語っています。
「Speranza Animal Rescueという素晴らしい保護施設へ彼女は行きました。施設では心のリハビリをしつつ、譲渡可能な犬となるようにしてくれます。もしSNSがなければ、彼女は助からなかったはずです」
怯えきっていたペリーウィンクルですが、意外にも新しい施設へ移って数日後には心を開き始めたそうです。
死の淵からの脱却
ペリーウィンクルはその後、施設から預かり家族のもとへと移りました。
温かい家庭という環境の中で地道なリハビリを続けたそうです。
そして彼女が救助されてから約10か月後になる2016年10月、彼女を引き取る家族が現れました。
その家族とは、彼女の預かりを長期間していた家族だったのです。

ペリーウィンクルの表情に、あの頃の面影はもうありません。
SNSへ投稿し、それに多くの人が共感したことで彼女の生きる道が開けました。
ペリーウィンクルにはこれからも優しいママと一緒に、末永く幸せな暮らしを過ごしていってほしいですね。
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出典:The Dodo