必死に抵抗をしていた子犬が新しい経験の中で少しずつ心を開き、その先の希望の光へ…!

必死の抵抗

電話の内容が子犬ということで、捕獲は比較的簡単だと思っていた保護スタッフは困難に直面します。

「子犬はとても怯えており、近付くことも触ることもできません。生後3ヵ月ほどと思われるその子は泣き叫び抵抗したのです」とスタッフは語ります。

子犬は順応性もあり、母親がまだ恋しい頃です。

比較的捕獲しやすいはずですが、このワンちゃんは恐怖に怯えているようです。

しかし、このまま放置するわけにはいきません。

スタッフの「この子を助けたい!」という気持ちと忍耐力で、

どうにか子犬の首にリードを掛けることに成功。

そして急いで病院へと向かいました。

新しい体験

保護された子犬には、「ジニー」という名前がつけられました。

ジニーに不安は残っていましたが、助けてくれたスタッフは優しい人達だと理解したようです。

ゴミ置き場で汚れてしまった体を、病院でシャンプーしてもらいました。

お湯が気持ち良いようですね。

初めてのシャンプーでこれほど大人しくしている子は、あまり見たことがありません。

柔らかな毛布に包まれているジニーです。

毛布とスタッフの暖かさで、固くなっていた心が少しずつ解れているようですね。

希望の明日へ

ジニーは、人に馴れる訓練をする『Doggie 911 Rescue』という施設に移りました。

スタッフの方々は、ジニーの事を理解してくれる家族が必要だと考えているそうです。

子犬の時からつらい思いをし、人を拒否してきたジニー。

しかし、これほど落ち着いた優しい目をした子犬がいるでしょうか?

ジニーの全てを受け入れてくれる家族が現れるのも、そう遠くはないかもしれませんね。

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出典:The Dodo

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