生まれつきの障害
この猫は半径状形成不という、腕がねじれて上手く歩けない障害をもっています。
この不自由な身体で野良猫として生活していた所を保護され、シェルターにやってきました。
愛を知らない彼女のために、早く新しい家族を見つける必要があります。
しかし顔立ちはとても可愛らしいのに、身体障害のせいでなかなか良い縁に恵まれませんでした。
この猫には他にも問題がありました。
鼻の開口部に骨折していたかのよう形跡があるのです。
そのため、彼女の鼻孔は片方が極端に大きいといういびつな形をしていました。
貰い手が見つからないまま時間ばかりが過ぎて行きます。
もしもこのまま家族が見つからなければ、彼女は殺処分されてしまします。
無条件の愛
シェルターの職員は、テキサス州で猫のための保護施設を運営しているリンカーンさん夫婦に連絡を入れ、
彼女の置かれている現状を報告しました。
猫はリンカーンさんの運営する保護施設へ連れてこられました。
夫婦は特別なこの猫を歓迎し、彼女に「グレーブ・ディッガー」という名前を授けます。
新しい施設へやってきたディッガーは夫婦の優しさに触れ、翌日には心を開いてくれました。
この家には、ディッガーのように身体が不自由な猫がたくさん住んでいます。
彼女は新しい仲間と仲良くなる方法を、一生懸命に学んでいるところだそうです。
殺処分寸前で、施設の職員が彼女の居場所を見つけ出してくれたおかげで、
彼女はいま幸せな時間を過ごすことができています。
無条件の愛を与えてくれる人と出会えて、本当に良かったですね。
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出典:LoveMeow