枕投げと喘息持ちの子
修学旅行の夜は、なぜだかテンションが上がってしまいます。
親元から離れた開放感がそうさせるのでしょうか?
Twitterユーザーのカサ子(@asutalt)さんさんたちも例外ではなく、みんなで盛り上がっていました。
そして誰が言うでもなく、『枕投げ』をしようということになりました。
枕投げは修学旅行の定番ですね。
楽しい提案に、部屋中は大盛り上がりです。
すると、一人の女子が申し訳なさそうにこう言いました。
「喘息の発作でそうだし、私が部屋出るからみんなで楽しんで」
気管支喘息は気管支に慢性の炎症が起きるため、少しの刺激でも呼吸困難を引き起こすことがあります。
枕を投げて生じるホコリで、発作が起きてしまうこともあるのです。
ババ抜き
部屋を出て行こうとする喘息持ちの子を見て、周囲の子はこう言ったのだそうです。
「じゃあ、ババ抜きしよう!」
友人1人をのけ者にするわけにはいきません。
枕投げのような賑やかさはないものの、ババ抜きで白熱の心理作戦が繰り広げられたようです。
昔、修学旅行の夜「枕投げしよ!」と騒いでたら喘息持ちの子が申し訳なさそうに「発作出そうだし私が部屋出てくからみんなで楽しんで…」と出て行こうとしたので急遽白熱のババ抜きに変更した 全員が鬼のようなポーカーフェイスで手以外1ミリも動かないので埃も立たずに済んだし、カサ子は5連敗した
— カサ子脊髄剣 (@asutalt) August 30, 2017
思いやりの溢れるエピソードに、
「なんて優しい子たち!」「気遣いに感動した」という声が寄せられました。
喘息持ちの人からは、
「枕投げで発作が起きた経験があるので、こう言った配慮は本当に素晴らしい!」
と言うコメントもありました。
また投稿者のカサ子さんは、
「友人のおかげで喘息についての知識がついて、すごく感謝している」とコメントしています。
友人の病気に対しての知識を持つことから、思いやりの心はより深まるものですね。
カサ子さんは友人を通して素晴らしい体験をしたようです。
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出典:Twitter