ナンシーさんはニューヨークのブロンクスで、猫の保護活動をしている女性です。
彼女は自宅近くの路上で、1匹の野良猫と出会いました。
その猫はご覧の通りガリガリにやせ細っており、被毛には毛玉がたくさんできている状態でした。

この姿を見ただけでも、今までこの猫が過酷な暮らしを送っていたであろうことは明らかでした。
ナンシーさんはその時のことをこう話します。
「猫はただ真っ直ぐ歩くことすらできないくらい弱っていましたが、私に気付いた彼はまるで助けを乞うかのように傍へと近寄って来たのです。私はそんな彼の足元に普段から持ち歩いているキャットフードを置いたところ、それを勢いよく食べ始めました。」
この後にとった彼女の行動は、次のページで詳しくご紹介いたします。
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