2本足の犬
サンフランシスコの繁華街に放置されたメスの子犬「ダファディル」。
人通りの多い場所に捨てられていたため、通りかかる人たちの目に触れる機会はたくさんありました。
中には彼女に興味を持ち、抱きかかえる人も。
見た目が可愛いけれども、ダフィデルには前足がありません。
障害を持つ彼女を、無条件に愛してくれる人はいませんでした。
そんな中、ダファディルの元にジェインさんという男性が現れます。
ジェインさんは、人々がダファディルのことを見向きもせずに通り過ぎる様子を見ていたそうです。
ずっと彼女のことを気にかけていたのです。
そして、ついに自分が救出することを決意します。
ジェインさんは着ていたTシャツでダファディルを包み、
近くにある動物保護施設”SPCA”に連れていきました。
男性の手助けがあり、ダファディルはようやく外の光を浴びることができたのです。
自由
施設に預けられたダファディルは、そこで素敵なプレゼントをもらいました・
施設の職員が、彼女のために犬用の車いすを作ってくれていたのです。
車いすを着用し、ダファディルは初めて自力で歩くことができたのです。
職員の愛情と車いすを手に入れたダファディル。
車いすの操作に慣れた彼女はスタッフが育てることに。
そうして元気になったころ、ファディルはコロラド州に住む新しい飼い主、
オリビアさんの家に引き取られたのです。
ハンデを背負いながらも逞しく生き抜くファディルは、
障害を持つ動物たちとその家族に勇気と希望を与える存在となりました。
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