衰弱した子猫
画像共有サイト『Imgur』ユーザーであるHanzoNoKoiさんは数か月前のある日、
1匹の衰弱した子猫と出会いました。
「その日、私は駅前にある市場で子猫に出会いました。その子はボロボロの状態でしたが、力を振り絞って私の側に近寄ってきたのです。」
と語るHanzoさん。
彼女は自分に助けを求めている子猫を保護し、自宅に連れて帰ります。
「子猫はキャットフードを少し食べると、崩れ落ちるように床に倒れてしまいました。私は子猫を抱きかかえて、地元の動物病院へ向かいました。」とHanzoさんは語ります。
見るからに病気を抱えている様子の子猫。
やっとの思いで助けを求めましたが、果たして子猫はどうなるのでしょう…?
寝ずの看護
動物病院に子猫を連れて行くと、獣医師からこう告げられました。
「生き延びる確率が極めて低いです。」
それでもHanzoさんは子猫を救うため、動物病院に通い自宅で寝ずの看護をしたそうです。
栄養の高い餌を与え、温かくなるように体をマッサージし、寝る間を惜しんで子猫の看護を続けました。
そしてボロボロの子猫は、少しずつ回復していきます。
数日後には、目もハッキリと開けられるようになりました。
丸い目が生き生きと輝いていますね。
子猫は目の治療を嫌がりましたがHanzoさんの思いが伝わったのか、抵抗せず必死に耐えていたそうです。
ここまで元気になれば、後は大丈夫ですね。
新しい出会い
回復した子猫に、嬉しい出来事がありました。
「子猫は後日、地元に住む女性に引き取られ、新しい家族のもとに旅立っていきました。別れはとても辛かったですが、女性から送られてきた写真を見るととても幸せな気持ちになりました。」
と語るHanzoさん。
子猫は新しい家族に「クーパー」と名付けてもらい、幸せに暮らしています。
この美しい姿からは、子猫時代の姿は想像できませんね。
「先日、猫と久しぶりに再会しましたが、すっかりたくましく成長していたので驚きました。1人の力で世界は変えられないにしても、たった1人でも動物を救うことは出来るのだと実感しました。」
とHanzoさんは語りました。
Hanzoさんが保護し、懸命に看護した子猫には素晴らしい未来が待っていました。
世界情勢から見ると小さな出来事ですが、命を救う尊い行為なのは間違いありません。
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出典:Imgur