イヤーマフ
男の子がつけていたのは「イヤーマフ」といって、
外部の嫌な音や心理的な負担を軽減する目的で使用されるものです。
聴覚過敏で周囲の会話や食器の触れ合う音、大勢の人混みの音など日常の音が独特の聞こえ方をし、
パニックなどを引き起こしてまう人がいます。
イヤーマフはそういう日常の音を和らげるためのもので、全く音を遮断するのもではありません。
会話をしようと思えば連れの人と話もできます。
息子は聴覚過敏で音の大小関係なく生理的に無理な音があるからイヤマフ常備してるんだけど『小さい子にヘッドフォンで音楽聴かせて!会話しなさい』と勘違いされた。騒音や嫌な音を和らげるだけで音を完璧に遮断してるわけではなく近くにいれば会話も出来るし音楽聴いてるわけじゃないよ💦理解広まって pic.twitter.com/U4Zu56i0Rc
— ポインセチア (@poinsettia_noel) September 26, 2017
おばあさんが電車内で苦言を呈した時、
ポインセチアさんは息子さんを連れてASDの療育に向かうところでした。
急に語気を荒げたおばあさんの言葉に、息子さんは怯えてしまったといいます。
理解の輪
ポインセチアさんはなお、Twitterで訴えました。
大きな音が苦手というわけではないようですね。
なんでもないような生活音でも、聴覚過敏な人には我慢できないことがあるようです。
聴覚過敏だと、人によってはお手洗いの水洗音でも黒板を爪でひっ掻く音並みに不快だったりするし、大きい音はわりと平気でもモスキート音耐えられないって人もいる。息子は踏切や電車の音は平気でも、公共トイレにある濡れた手を風で乾かす機械の音とか無理なんだ💦
— ポインセチア (@poinsettia_noel) September 26, 2017
ポインセチアさんは、このような『感覚過敏』に苦労している方がいることを、
もっと広く理解してほしいと言っています。
そして、そんな『感覚過敏』を和らげる道具があることも認知してほしいと言います。
https://twitter.com/takashibun/status/913334862655787009
別のTwitterユーザーも、こうした反応を示しています。
世の中には、いろいろなことで苦しんでいる方がいるものです。
自分の物差しで測らずに、理解し合う「心」がいかに大切かということを教えられた思いです。
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出典:Twitter