虐待で目も耳も使えないピットブル→それでも 人間が好きで共に生きたいと願った…!

生きることをあきらめない!

保護されたノーマンは、獣医師による診断を受けました。

獣医師によれば、10年以上も虐待を受けていたとのこと。

虐待のせいで、目はかすんで見えずらく耳もほとんど聞こえないのです。

その上、皮膚病や関節炎も起こしていました。

かなり厳しい病状を持ってしまったノーマン。

しかし、ノーマンは生きることを諦めていませんでした。

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ノーマンは、根っからのやさしい犬

ご飯のときは、職員さんへしっぽ振りながら「ご飯ちょうだい」と猛アピール。

触ろうとすると自分から顔を向けてきます。

虐待された犬は人間に対して恐怖心がつきものなのですが、

ノーマンは違ってました。

すごく優しくて賢く、分別のある犬なのです。

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治療の結果

皮膚治療を受けて、今では輝かしい肌がもどりつつあります。

一ヵ月後には、体力も戻ってくるようになりました。

以前は人の助けがないと歩けませんでしたが、

今では自分自身の力だけで歩くことができるように なりました。

しかし関節炎は治りが悪く、まっすぐに歩くことはできないようです。

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里親探し

ノーマンは徐々に健康な犬へと 戻りつつあります。

それと同時に、里親探しも 取り掛かります。

運よく里親は見つかりました。

いよいよ新しい家族へ旅立ちの日です。

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新しい飼い主さんとの出会い

ここが、ノーマンの新しい家です。

広いお庭ですね。

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なんと今度の飼い主さんは、ノーマンのために家をリフォームしたのだそうです。

いつでもノーマンが楽しく過ごせるようにと配慮したのです。

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動画はこちら

今では、この飼い主さんと楽しく遊んだり、甘えたりと大忙しです。

ノーマンの受けた仕打ちはとても重く、苦しいものだったに違い ありません。

しかし、 これから歩むノーマンの人生はとても華やかなものです。

なぜならノーマンには、素晴らしい心遣いをしてくれる飼い主さんがそばにいます。

1匹でも多く、ノーマンのように幸せをつかんだワンちゃんが増えていくことを願わずにはいられません。

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