アメリカ国内線LCC「JetBlue」にて
ニューヨークのJFK空港からLAロング・ビーチ空港へと向かう飛行機に、小さな息子さんを引き連れたお母さんが乗り込んできました。
周りの乗客は少なからず、その親子がどこに座るか気になっているようです。
中には、あからさまに嫌な顔をしてヘッドフォンで耳を隠している乗客も。
どこか憂鬱そうにしてしまった乗客。
しかしこの後、そんな乗客の憂鬱を吹っ飛ばすアナウンスが流れてきます。
「Fly Babies」
飛行機が離陸すると、機内アナウンスが流れてきました。
それによれば、このフライトでは特別なサプライズが仕掛けられているとのこと。
その名は、「Fly Babies」。
目的地に到着するまでに子供が1人泣くと、次回の航空券が25%オフになるそうです。
つまり子供が4人泣いたら、次回の航空券はタダになるということです。
乗客の反応は・・・?
このアナウンスに対する乗客の反応は・・・?
こちらの動画からお確かめください。
乗客が少しずつ笑顔に!
先ほどまで赤ちゃんが来たことに不満げな顔をしていた大人の乗客たちも、心なしか優しい笑顔に変わり始めました。
そして早速、子供が1人泣き出しました。
すると、「ポ〜ン」という音が響きました。
25%オフを告げる合図です。
乗客から拍手!
2人目の泣いた子供が現れました。
すると、いつもは肩身の狭い思いをしていたお母さんでしたが、今回は子供が泣いたことでなんと拍手をもらいました。
3人目の時には、すっかり周りの乗客は頬が緩んでしまっています。
そしてもうすぐ着陸態勢に入ろうとした時です。
ついに4人目の泣いた子供が現れました。
つまり、その機内に登場していたお客さんは全員、次回の航空券がタダになるということです。
機内は拍手喝采。
4人目の泣いた赤ちゃんは、ハイタッチまで求められました。
さらに周りの乗客の笑顔を見て、いつ泣き止むかわからない赤ちゃんが自然と泣き止みました。
いつも肩身を狭い思いをしていたお母さんも、この日はどこか誇らしげです。
お母さんのためのサプライズ
乗客全員を巻き込んだ「Fly Babies」というサプライズ企画でしたが、実はこのサプライズは赤ちゃんの泣き声に悩まされていた大人のために催されたのではありません。
ちょうどサプライズが決行された日は母の日に近く、そこに合わせていつも肩身が狭い思いをしているお母さんのための1日限定サプライズだったのです。
赤ちゃんの泣き声を抑えさせるのではなく、泣き声を逆手に取る形で、しかも乗客全員に仕掛けたこのサプライズ。
本当に粋な計らいですね。
そして改めて、「赤ちゃんは泣くのが仕事」という言葉について考えさせられました。
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