「治療する気がないなら病院来るな」
羆さんの投稿によると、捨てられたのは肺がんの薬の「ジオトリフ」のようですね。
1粒1万1,000円とは随分高価な薬なのですね。
「一ヶ月分で33万円。それだけの健康保険料を払うために、若い人がどれだけ汗水垂らして働いていると思いますか」
「あなたが飲むのがいやでトイレに流したジオトリフ(40mg)は、1粒1万1千円です。一か月分捨てたんですから33万円。それだけの健康保険料を払うために、若い人がどれだけ汗水たらして働いていると思いますか」と老人に説教したが全然響いてないんだろうな。治療する気がないなら病院来るな
— 羆 (@mhlworz) March 25, 2016
命に関わる薬を飲まずに捨てる行為にも驚かされますが、33万円という金額にも驚かされます。
若い世代にとっては、1ヶ月分の給料よりも高いと思うのではないでしょうか。
それだけの金額が無駄に使われたとあれば、やりきれない思いです。
高齢者の残薬
少子高齢化に伴いこうしたことが増えていけば、保険制度そのものが危うくなってしまいます。
若い世代が、高い健康保険料や年金を払うのがバカバカしくなってしまうような出来事ですね。
日本の医療費は年々増加傾向をたどり深刻化していますが、
それに拍車をかけるのがこの老人の「残薬」問題です。
高齢者の薬の飲み残しや飲み忘れで、大量に残薬が見つかっています。
その原因の1つとして、薬が大量に処方されることが挙げられます。
高齢者は病気を併発していて、幾つもの病院にかかっていることが多いのです。
その都度いろいろな病院から処方され、
多い人は10種類もの薬を一度に飲まなければいけないという事態になります。
とても飲みきれるものではありません。
薬の管理
その背景には、「とりあえず薬を出しておこう」という安易な病院もあります。
薬を処方されないと気が済まない老人のために、
とりあえず薬を出しておけば良いだろうという医師もいるのです。
そんな医師は稀であるとは思います。
しかしそういう医師と薬を捨てる高齢者がいるかぎり、
医療費はどんどん膨らんでしまうのではないでしょうか?
高価な薬をトイレに流した患者さんは、どんな思いで捨ててしまったのかはわかりません。
しかし薬を飲む患者も処方する側も、残薬が出ないようにするべきなのだと思います。
高齢者が患者の場合、その家族が薬をしっかり管理することが大切なことなのです。
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出典:Twitter