人間に懐かない猫たちが殺処分されかけたところを保健所から助け出されて就いた仕事とは?

猫の就職

猫の就職(?)というのは、本来の習性で働いてもらうものです。

もともと猫は、穀物を荒らすネズミを捕獲するために飼われていました。

本来の役目に戻すということで、いわゆるネズミを管理する仕事です。

スポックアニマルでは、攻撃的で人に懐かない猫たちを農場主に紹介する活動をしています。

人に頼った愛玩猫とは違い、野性味溢れる彼らは自由に本職を務められるのですから、

幸せなのではないでしょうか?

殺処分

「私たちは、猫たちを殺処分から救いたかったのです。そこで、TNR活動(trap-neuter-release:猫を保護し、避妊・去勢手術をしたあとにリリースする活動)の一環で、この企画を思いつきました。野良猫としてではなく、地域猫として人とよい関係を保ちながら暮らすことができます。」

スポックアニマルの代表、アンジェラ・シェアズさんはこのように語ります。

2009年に始まった活動で、すでに1,700匹の猫が農場へと引き渡されました。

殺処分を免れただけでなく少しずつ人に馴れ、新しい家族になった猫もいます。

スポックアニマルは全米各地の保健所から猫を救い出し、殺処分ゼロを目標としています。

日本では2016年の統計によると、「7万2,624匹」もの猫が殺処分されています。

アメリカのように大きな農場は少ないかもしれませんが、

地域猫としてみんなで育てるという方向に進んでいきたいですね。

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出典:boredpanda

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