「お願いですから、保護する気がないのなら野良の子猫を安易に触らないでください」
こう訴えるのは、奈良にある猫カフェ『和風桶猫喫茶』(@okenekokissa)です。
手のひらにすっぽり収まってしまうほどの小さな子猫はまだ生後5日〜1週間ほどで、
体重は150グラムしかありませんでした。
まだ目も開いていない子猫はとても1匹だけでは生きてはいけません。
残された子猫
この子猫は、ある民家の納屋で生まれました。
相談を受けて、『和風桶猫喫茶』は授乳が済んでから保護することにしていました。
母猫のミルクは育つための栄養がたっぷり含まれていて、子猫にはなくてはならないものだからです。
保護するまでは母猫を刺激しないため、触ったり近づいたりしないようにとアドバイスをしていましたが、
事情を知らない家族が写真を撮りに納屋に入ってしまいました。
驚いた母猫はほかの2匹の子猫を連れて立ち去ったきり、戻ってきませんでした。
この子猫だけが取り残されてしまったのです。
まだ授乳中の子猫はこれからどうなるのでしょう。
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