プカとロケット・ラリー
仲睦まじい様子で写真に写っている犬の「プカ」とカメの「ロケット・ラリー」。
姿も形も違いますが、強い絆で結ばれているのです。
親友同士の彼らは、ロサンゼルス在住のとある夫婦の家で暮らしています。
実は彼ら、2匹とも保護されたペットでした。
先に夫妻の元へやってきたのは、ロケット・ラリーでした。
2009年まで他の飼い主さん飼われていましたが、捨てられてしまったのです。
居場所を失くした彼を救い出してくれたのが、この夫妻でした。
ロケット・ラリーが保護されてから2年後の2011年、プカが新たに家族として迎え入れられました。
プカはそれまで、ホームレスの男性と路上で生活していました。
その姿を夫妻の友人が発見、ホームレスの男性の希望あって夫妻が保護することになりました。
プカは「口唇口蓋裂」という先天性の奇形を患っています。
夫妻は彼女の障害を理解し、一生支えることを決意しました。
一つ屋根の下
保護されたことがきっかけで、ある日突然家族となったロケット・ラリーとプカ。
悲しい境遇を背負う彼らは少しずつ心の距離を縮めていき、共に支え合いながら一緒に成長しました。
大きくなった今でも彼らは片時もそばを離れようとはしません。
寝る時はもちろん、お出かけの時も彼らは一緒に行動します。
お互い通じ合うものがあるのでしょうか。
夫妻もびっくりな事を彼らはやってのけるのです。
「ロケット・ラリーは時々家具の下に隠れることがありますが、そんな時はプカが誰よりも先に彼を見つけるんですよ。」
2匹は温かい家族と共に、幸せな人生を歩んでいくことでしょう。
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出典:Instagram