どちらかと言えば視覚でものを判断する人間は、美しさや可愛らしさで優劣を決める傾向があります。
美男美女はいるだけで注目されますが、そうでない人は頭脳や面白さで評価されがちですね。
それは、人間目線から見る猫社会でも同じ事です。
譲渡会や保護施設では、どうしても可愛らしく美しい子猫が選ばれるのではないでしょうか。
しかし性格を知ってもらえれば、多少可愛くなく見えてもそれが個性になる子もいるものです。
不機嫌そうなお婆ちゃん猫
どことなく難しそうなこの猫は、名前を「シャモ」といいます。
2016年の7月に東京の動物レスキュー隊『Rencontrer Mignon』が、
動物ケアセンターからこの子を引き取ったそうです。

シャモは、ちょっと恥ずかしがり屋のお婆ちゃん猫でいつも不満そうな顔をしていました。
大きな目で凝視している表情は、「なに?文句でもあるの!」と怒って来そうです。
その影響もあって長い間、シャモを引き取ってくれる里親さんは現れません。
しかし本当のシャモの姿を知れば、誰もがこの子を好きになるでしょう。
そのような可愛いシャモの姿は、次のページで詳しくご紹介いたします。
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