水中毒
ウォルシュさんたちは急激に体調がおかしくなったハンツを、
急いで獣医の元まで連れていくことにしました。
しかし容体はどんどん悪化していき、病院へ着いた時には既に亡くなっていました。
ハンツの死因は「水中毒」という症状でした。
年間20万匹もの犬が同じ症状にかかり、この世を去っているというのです。
水中毒とは大量の水分を取る事で起きる症状です。
一気に体内のナトリウム濃度が低下し、様々な問題が出てきます。
犬にはある程度のナトリウムが必要であるため、急激なナトリウム濃度の低下は命に関わる問題なのです。
ハンツは致死量をゆうに超えた量の水を飲んでいました。
対策
軽い水中毒だと吐き気や食欲不振などの症状が出るので、その時は塩を少々なめさせるのが良いです。
また、犬とは長時間の水遊びを控えましょう。
他にも水浴びや庭のスプリンクラーの水を飲んでいる場合も同様に注意して下さい。
水中毒の事を知らなかったウォルシュさんたちは、
あの時の遊びでハンツを死なせてしまった事を後悔していると言います。
他の犬がハンツと同じ目に合わないよう、
ウォルシュさんたちはFacebookにこのエピソードを公開しました。
今回のエピソードを多くの人が知り、水中毒防止になることを願っています。
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