殺処分寸前の犬
檻の中で抱き合う2匹の犬。
その表情からは恐怖の色が窺えます。
殺処分される運命を理解しているのでしょうか。
彼らの写真にはこのような説明文が記載されていました。
ぼくはカラ。そしてこっちはケイラ。いまとても怖くて怯えてます。保健所で働いている人たちが、今日が最期の日だって言うんです。
もし誰も引き取り手がいなければ、ぼくたちは殺されてしまいます…。ケイラは黒色に白が混じった毛色。彼女は何があっても大丈夫だよと、勇気づけてくれます。
もっと勇気を出して、と言ってくれるんだけどできるかどうか分かりません。ケイラも、これから僕らにどんな運命が待っているか知っています。
僕が彼女を抱きしめた時に、鼓動が早くなるのを感じました。もし誰も助けてくれずに彼女が死んでしまったら、ぼくは泣いてしまうでしょう。ぼくたちは支えあってきました。でも誰も助けてくれなかったら、それも終わってしまいます…。
この投稿から2時間後、施設に連絡が入りました。
SNSの力
投稿から2時間6分後、施設のSNSを見た1人の男性から連絡が入り、
犬たちは2匹ともその日のうちに新しい家族の元へ引き取られたのです。
新しい飼い主さんに抱きしめられてとても嬉しそうですね。
インターネットを駆使して飼い主さんを探す方法は、とても現代的ですね。
抱き合う二匹の犬の物語は全米で大反響を呼び、SNSで1万5,000ものシェアがされたそうです。
人間の身勝手な理由から、命を落とさなければならないなんて悲しすぎます。
理不尽に苦しむ動物たちが、1匹でも減ることを祈るばかりです。
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出典:Facebook