2001年9月11日にパイロットが乗客についたウソに胸が熱くなる・・・

パイロットがついたウソ

それから約40分後、ガンダーに着陸。

そこにはたくさんの航空機が世界各地からきています。

「ご搭乗のみなさま、周囲の航空機はみな当機と同じ機材不具合でここにいるのかと不思議にお思いでしょう。しかし実際の私たちは別の理由で着陸しました」

https://www.instagram.com/p/BJxppKOB_71/

機長はこのように前置きした上で、アメリカで起きていることの説明をしました。

この時の時間は午後12時半、アメリカ東部の時間は午前11時でした。

機内に留まるよう指示があった為、それからはずっと外へ出る事ができない状態が続きました。

https://twitter.com/BigBrotherizer/status/766923407728513024

その後に外国機を優先して乗客を降ろしていく旨が告げられ、それを待つ事となります。

やっと外へ出られた人たちは2日後の9月14日の午後12時半に離陸するまで、

ずっとガンダーで心休まる時間を過ごしました。

おもてなし

ガンダーにいる間、

航空機の乗客218名はレビスポートという町で地元住民の手厚いもてなしを受けていました。

地元高校で寝泊りする事になった乗客ですが高齢者の方は全員が個人の家へ、

妊婦さんは病院近くの家へ受け入れられました。

https://www.instagram.com/p/BJb1DTFAZpa/

高校では住民が食料を用意してくれるうえ、他に気に入った食堂があれば送迎してくれました。

更に、地元のコインランドリーを使うための専用コインも渡してくれたのです。

ガンダーから飛び立つ際に、機内で1人の乗客が、住民たちにお返しがしたいといいます。

「デルタ15」という名前の信託基金を設置し、

大学進学を支援する奨学金を出そうとの事で寄付を募りました。

集まった寄付額は日本円で約145万円。

彼はこの募金金額と同じ額を自分で出して倍額、基金設立の諸手続きを始めると約束しました。

こういった非常事態でこそ、このような人間の持つ素晴らしい部分が見えてくるものなのかもしれませんね。

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出典:Facebook/Twitter/Instagram

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