嫉妬の正当化
そもそも「ずるい」と言う言葉は、
『自分の利益のために、ごまかして上手く立ち回る性質(明解国語辞典より)』を意味します。
一方「羨ましい」と言う言葉は、『心が羨むような状態(明解国語辞典より)』を意味するのです。
価値判断はまだ出来ないにしても、私が「ずるい」と「羨ましい」の混同を恐れるのは、言葉の乱れが主眼ではありません。好ましいとは思いませんが、言葉は時代と共に変化し続けるもので、自分達の世代では使わなかった表現が出てくるのは仕方がないことでしょう。
それよりも「嫉妬の正当化」です。— 梓弓 (@Ma_R8) August 23, 2017
全く意味が違いますね。
投稿者さんは「仕方がない」と、現代の言葉の乱れにある程度容認していますが、
一番気になっているのが「嫉妬の正当化」ということだそうです。
嫉妬じたいは人間なくせないし、うまくプラスに使えばモチベーションになるでしょう。
しかし誰かが得をしている事は自分の損であるとか、更には不正義である、と言う発想は誰も幸せにしません。
「羨ましい」を「ずるい」と言ってしまう習慣が身につくと、そう言う発想にならないか心配です。— 梓弓 (@Ma_R8) August 23, 2017
「誰かが得をしていることは自分の損である」
この発想に危機感を感じる投稿者さん。
何気なく使っている言葉ですが、小さい子には表面的ではなく考えが植え付きそうです。
親の責任
「親の思いとは全然別の好き勝手を自分がやったのに」
投稿者さんは、自分の体験から娘さん達の将来に対して不安を感じているようです。
なにしろ最大の反抗期も待っていますから…。
小さいうちは子供の行動は、ほぼ親の影響で親の責任ですが、年齢とともに親がして欲しいと思う様にはならなくなります。
自分が親の思いとは全然別の好き勝手を自分がやったのに我が子が同じ事をしないわけがありません。
子供に説教したところで、歳とともにドンドン効果はなくなっていくでしょう。— 梓弓 (@Ma_R8) August 23, 2017
「子供の人生に結果責任を感じてしまうのが親です」とのこと。
言葉遣いは親だけではなく、テレビや友達からも影響があります。
言い訳はしたくないという投稿者さん。
人間、自分の選択じゃないものに責任を取る事は本来はできないのですが、子供の選択だからと言って自己責任で放っておいてよし、とは親は思えません。
思い通りにならないとしても、子供の人生に結果責任を感じてしまうのが親です。
親がテレビや友達の悪影響と言い訳しても始まりません。— 梓弓 (@Ma_R8) August 23, 2017
言葉遣いは外部からの影響もありますが、
投稿者さんのように言葉遣いの意味を正し丁寧に子供と対応することは、将来娘さん達の糧になるはずです。
「羨ましい」「ずるい」の認識を、この娘さん達は大きくなってから理解することでしょう。
地道な努力が実を結ぶはず。
『親の背中を見て子は育つ』ではないでしょうか。
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出典:Twitter