廃品置き場のルーシア
ブラジルの南部にある街「サン・カルロス」。
この街のはずれには廃品置き場があり、そこには1匹の仲間思いで勇敢な野良犬が暮らしています。
地元の人々から、彼女は「ルーシア」と呼ばれています。
今から6年前のある日、子犬だった彼女は飼い主さんに捨てられ、
それからは同じ境遇の仲間たち(犬、猫、ロバ、鶏など)と一緒に力を合わせて生きてきました。

ルーシアのいる廃品置き場には、動物たちが食べられるようなものは置いてありません。
だからルーシアは毎晩7キロ先の住宅街へ歩いていき、
食料をそこで調達して仲間たちに運んでいるそうです。
ルーシアが食糧調達している様子は、次のページで詳しくご紹介いたします。
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