赤ちゃんの顔に大きな赤い塊……でもこのお母さんが育てるなら安心と思わせた一言

赤ちゃんの顔にうかぶ「あざ」の正体とは?

赤ちゃんの顔に大きな、まるでイチゴのような赤いあざができています。

aza1

このあざは「イチゴ状血管腫」といい、その名の通り体の一部がイチゴのように赤く膨れ上がる、というものです。

比較的多くの赤ちゃんに見られる症状のようですが、詳しい原因は未だ解明されていない、とのことです。

イチゴ状血管腫が赤ちゃんの両親に与える心配

多くの父親、母親が心配することは

「お友達にいじめられないだろうか」というその点が大きいです。

このあざ自体は、ピークを過ぎればいずれは消えていくことがほとんど。

とはいえ、消えるのにかかる時間には個人差があり、他の子たちに見られ

「それなぁに?」と聞かれてしまう可能性も大いにあるのです。

コンプレックスをスペシャルに。すべてを変えたお母さんの一言

上の写真に写っている女の子。そのお母さんは、考えました。

「どうしてお顔が赤いの?」

そう尋ねられた時、どうこたえるべきか。

考えに考えて導き出した、彼女の一言とは……

「コンプレックスじゃなくスペシャルな誇りに感じて欲しい」想いを乗せた一言。

お母さんは毎日毎日、必死に答えを考えました。

そして導き出したのが、この一言です。

「あのね。このこは特にかわいいから、お顔にイチゴの妖精がとまっているんだよ」

この言葉を聞いた他の子どもたちは

「いいな~」「私にもイチゴの妖精がきてほしいな~」「うらやましいな~」

と口々に話し、彼女のイチゴ状血管腫は受け入れられたそうです。

きっと「スペシャルな誇りに」という考え方がなければ、この赤ちゃんも、自身のイチゴ状血管腫をコンプレックスに感じるようになっていたかもしれません。

お母さんの素晴らしい回答が、この赤ちゃんを救ったのでした。

どんなことも「スペシャルな誇り」に

aza2

このお母さんの回答は、イチゴ状血管腫に限った話ではないように思います。

子どもたちがコンプレックスに思ってしまうような個性。

それをスペシャルな誇りに変えて行けば、きっと子どもたちはそれをプラスに受け止め、まっすぐに育って行ってくれることでしょう。

わが子を愛しているからこそ、過剰に心配するのではなく、まっすぐに育てて行けるように、親としても考えていきたいものですね。

1 2