本来ペットは飛行機の客室に入れない…そのルールを曲げた航空会社の山火事への対応に賞賛の嵐!

飼い主たちと快適なフライトのペットたち

本来ケージに入って貨物室の中で過ごすペットたち。

この飛行機の中では、首輪こそついているものの、ケージの外で飼い主と一緒にくつろいでいます。

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飼い主の足元なのでまったり安心?

座席の下。飼い主がすぐ近くにいるからか、お利口にしているペットたち。

はしゃかず、まったりと、おとなしくうずくまっています。

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どうやらこのフライトはペットたちもも飼い主たちにとっても、とっても快適なようです。

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猫のキャビンアテンダント!?機内のちっちゃなトラブル

動物たちがひしめく飛行機内に、首から社員証をぶらさげた猫が一匹。

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実はこの猫の飼い主さんが産気づいてしまう、というトラブルがあったのです。

飼い主さんの不在中、航空会社のスタッフさんが面倒をみてくれることとなり、特別に発行された社員証をつけてくれたのだとか。

さて、どうして特例尽くしのこのフライトがどうして実現したのか。

いよいよそこに迫っていきましょう。

カナダの人たちとペットたちを襲う猛火

一見和やかなように見えるこの光景。

実はとある災害が起因となっています。

その災害とは……

大規模な山火事。

この火災は、5月の頭にカナダのアルバータ州フォートマクマレーで起こったもの。

消化に数か月かかると言われ、東京23区の3倍にあたる範囲まで広がるとまで言われる大災害で、今なお8万人が避難を余儀なくされています。

その避難に際して、多くの方が車を失ってしまったため、飛行機で移動せざるをえない状況となりました。

着の身着のままで避難したため、ケージを持っていく余裕もなければ、ケージを回収するのも当然不可能。

それに対して、ウェストジェット航空とカナディアンノース航空が、ペットを客室に同乗させることを、特例的に認めたのです。

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ペットと一緒に同乗した飼い主の方は、航空会社に感謝の言葉を口にしていたそうです。

飼い主・ペットたちにより早い平穏を祈って

山火事で恐ろしい思いをし、今後に不安を抱える中、この対応は飼い主にも、ペットと、飼い主と移動できる、という事実が心強かったことでしょう。

非常事態に対して航空会社がとった柔軟で勇気ある対応に、称賛の声が広がっています!

一日も早く火事がおさまり、飼い主とペットたちが平穏な日常を取り戻せることを祈るばかりです……!

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