リリー・ローズという犬がジョージア州の保健所にやってきたとき、
彼女はとても酷い状態でした。
彼女はフィラリア症に感染していたうえに皮膚も炎症を起こしており、妊娠までしていたのです。
そんな彼女を引き取ったのはニューヨークの動物保護団体でした。
リリー・ローズの出産
リリー・ローズのお腹には8つもの命が宿っていました。
しかし彼女はフィラリア症に感染してしまっているため、心臓に負担をかけることができません。
そのため、自然分娩も帝王切開も難しい状態でした。
それでもお腹の命を優先するとなる、帝王切開しか方法は残されませんでした。

リリー・ローズは子どもたちのため、帝王切開を行うことになります。
そして子犬たちは8匹とは無事に生まれましたが、
母親であるリリー・ローズはそのまま天国へ旅立ってしまいました。
そんなリリー・ローズの代わりに、この子犬を誰が育てたのでしょうか。
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