氷のプレゼント
動物園の飼育係は、猛暑に苦しむホッキョクグマのために特大の氷の塊を差し入れています。
少しでも暑さを凌いでもらおうと考えての、せめてものプレゼントです。
写真家のミゲル・モレナッティさんは厳しい暑さの中、
氷の塊を体に擦り付けるホッキョクグマの写真を撮影しました。
Así de crueles somos para nuestro divertimento.
Acostumbrado a vivir bajo cero lo encerramos en un infierno.
Zoo de Budapest hoy 40º
Getty pic.twitter.com/GNz67PQTmI— Miguel Morenatti (@MiguelMorenatti) August 4, 2017
しかし、そんなホッキョクグマの様子をだんだん見るに耐えなくなってしまいました。
彼は、この酷暑の中の動物園の暮らしは「残酷」であり、「地獄」だと言っています。
動物園の思い
氷で少しでもホッキョクグマの身体的な負担を軽くしようという、動物園側の思いが伝わってきます。
日本の動物園でも真夏になると、
大好物の果物などを氷の中に入れて動物たちに差し入れている光景を目にしますね。
氷と戯れて、ひと時でも暑さを凌ぐホッキョクグマの姿が、微笑ましく見えたりするものです。
しかし、本来ならば大自然の中で生息している野生の動物を動物園の檻に入れて、
飼育するのはどうだろうかと疑問を投げかける声もあります。
生息地で体に合った環境で自然に暮らした方が、野生動物には幸せなのでしょうか。
とても難しい問題ですが、暑さに苦しむホッキョクグマの写真には胸が締め付けられる思いです。
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