むごい虐待
子犬はエアガンで身体中を撃たれていたのです。
「体の至るところでBB弾が見つかりました。多分、おもしろ半分で10代の若者がこの子を撃ったんだと思う」
アマルさんはこのように話します。
却って命の危険につながる可能性があるため、獣医師は弾を取り除きませんでした。
更に子犬は片方の目を失明しており、その上パルボウイルスに感染していました。
パルボウイルスは感染症の病気で、1度感染すると生存率はかなり低いのです。
助かる確率は25%だと告げられたアマルさんですが、彼女は希望を捨てませんでした。
約4日間は予断を許さない状態だったものの、「ボンドック」と名付けられた子犬は生き延びました。
そして1週間後に病院を退院したボンドックちゃんは、
アマルさんの友人の元で新しい生活が始まったのです。
ボンドックの現在
アマルさんはこのように語っています。
「彼女はとてもお転婆なの。2匹の子犬といつも遊んでるけど、時には2匹にウンザリされるほどよ。この子はエネルギーが有り余ってるのね」
保護された日から年月が経過し、ボンドックは以前よりも少し大きくなりました
アマルさんがボランティア活動をしているAnimals Lebanonでは、
現在ボンドックの全てを優しく受け入れてくれる素敵な家族を募集中だそうです。
そして、里親さんはレバノン国内外を問わないとの事です。
今までのボンドックの犬生は悲しく辛いものだった事でしょう。
しかし、彼女は見事にそれらを乗り越えて復活を果たしました。
彼女の未来が幸せで溢れていることを、心から願っています。
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