立ち上がった女性
両親がなだめようとしても、男の子の混乱は止まりません。
張り詰めた緊張感は周囲に伝播し、不穏な空気になっていきます。
誰も何も言いませんでしたが、
着陸までにまだ時間がある機内で起こった居心地の悪い状況に周囲の乗客がイライラし始めてました。
その時、ロチェルさんが立ち上がって少年のもとに行き、目の前で両手を静かに広げます。
ロチェルさんのことをじっと見つめていた少年が彼女の手を取ると、
彼女は機内の隅へ彼を連れて行きました。
そして少年が落ち着き、涙が乾くまで彼を両腕で守るように抱きかかえながら一緒に座っていました。
共感の気持ち
実はロチェルさんの仕事は、障害を持っている若者のための施設職員だったのです。
それからロチェルさんは少年と一緒に絵を描いたり、
スマートフォンをいじらせたりなどして一緒に遊びました。
すぐに少年はリラックスして、表情も明るくなりました。
少年の両親や他の乗客は、みんなロチェルさんに感謝したことでしょう。
ロチェルさんは穏やかさや思いやり、共感の気持ちを少年へ示し、
人として最も素晴らしいことをやってくれました。
心を通わせて、怯える子供に安心を与えたのです。
ロチェルさんがあの場にいてくれた事は、誰にとっても本当に幸運なことでした。
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出典:Facebook