浮き出た骨
骨と皮だけの体になっているエミーです。
隣の白い犬は一緒にいた「オスカー」。
2匹はシカゴの廃墟で発見されました。
2匹が一緒の飼い主に捨てられたのかはわかりませんが、
ガリガリの体で不安そうに寄り添っている姿に涙が出ます。
食べ物もない廃墟で、どのような思いで生きてきたのでしょう。
このような状態になるまで、保護されなかったのも悔しい思いがします。
しかし、この子達は近くの動物病院で保護されることになり、名前を付けてもらいました。
何をされるのだろうと不安な顔付きのエミーですが、大人しく診察をして貰っています。
しばらくの間、2匹には手厚い治療が施されることになりました。
元気な姿に
「彼らはまるで歩く骨のような状態でした。特にエミーの方は体重が10.8キロしかなく、すぐに栄養を取らないと危険な状態でした。」と、獣医の方々は語りました。
エミーとオスカーには、栄養を第一に考えた食事と治療が行われました。
毎日栄養のある食事を取り、病院のスタッフの愛情で少しずつ元気を取り戻していったのです。
その後、元気になったエミーは動物病院の獣医師に引き取られ、
オスカーも里親を探しながら動物病院で暮しています。
保護された犬とは思えない程明るい顔をした2匹の姿に救われた思いがします。
2匹のやせ細った姿を見て、安易に捨てる行為がどれほど残酷なものか理解できるのではないでしょうか。
どうしても愛犬が飼えなくなった場合は、里親を探す努力を惜しまないで下さい。
どうしても見つからない場合は、保護センターに相談しましょう。
無責任に放置する行為が、一番残酷なのです。
【関連記事】
*1人の女性の優しさがガリガリに痩せ細って死ぬ寸前だった犬に奇跡の回復をもたらした!
*かぼちゃを収穫するだけだったはずが痩せた野良犬を連れて帰ることになった女性!
*古い倉庫で見つけられた死ぬ寸前の野良犬!救出されて10日後の姿に胸が熱くなる・・・
*闘犬を鍛える道具として扱われ、挙げ句の果てに道端に捨てられた犬の姿に胸が痛む…!
*飢え死ぬ寸前まで放置され、自力で立つことすらできなくなった犬が奇跡の復活を遂げるまで
出典:boredpanda