丸太の下の子猫
今から3年前、オピーの飼い主さんであるリアさんは、
アパートの裏にある敷地で生まれたばかりの子猫を発見します。
その時、子猫は丸太の下で身動きが取れない状態でした。
そして小さな体には、大量のウジ虫が付着していたのです。
発見した時のことを、リアさんは次のように語ります。
「私はその日、愛犬のオピーと散歩をしていました。オピーが突然何かに気付いて丸太に駆け寄り、側を離れようとしないのです。私は異変を感じて、その丸太の下を覗いてみました。そこには、産まれて間もない子猫がいたのです。」
ウジ虫が付着しているような瀕死の状態にある子猫。
それでもリアさんは自宅に連れて帰り、子猫の身体を綺麗にしてあげました。
そして、近くの動物病院へと急いで向かいます。
元気なラスコー
瀕死の状態でありながらも懸命に生きようとする子猫を、
リアさんは寝る間も惜しんでお世話をしました。
そして元気になった子猫にラスコーと名前をつけ、家族の一員として迎えたのです。
ラスコーを発見したオピーも、まるで我が子のように可愛がります。
「保護から1週間後には見違えるほど元気になり、日がたつほどに可愛らしい猫に成長しました。家には2匹の犬が一緒に暮らしていますが、彼らもラスコーを気に入り、家族の一員として受け入れてくれました。」と、リアさんは語ります。
今年で3歳になるラスコーは、命の恩人であるオピーと今でも仲良く暮らしています。
なぜ丸太の下に置き去りにされていたのかはわかりませんが、
ラスコーが優しい飼い主さんと側にいてくれる仲間と共に、
いつまでも幸せに暮らせるように願っています。
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出典:Imgur