新しい環境
バーナビーはエドさんのオフイスに着くと、
まるで以前からそこに住んでいたかのように病院内を歩き回りました。
彼は病院のスタッフたちとすぐに仲良くなり、病院のボスとしての役割りを引き受けたのです。
バーナビーはスタッフたちをチェックし、掃除をしていればそれをじっと見つめ、
埃が残っていないかを確認します。

そして診療時間が終わると、スタッフの膝に乗って書類のチェックまで始めるのです。
病院のスタッフはバーナビーに抗生物質を与え、体の状態を改善していきました。
おかげで彼は少しずつ体重も増え、全身の毛にも艶が出てきました。
最高の出会い
バーナビーは健康にかなりの問題を抱えていて、毎日獣医さんのケアを必要としました。
エドさんとバナービーの出会いは最高の出会いだったのです。
「バーナビーは私たちにとって『飼い猫』以上の存在です。彼は夫や病院のスタッフにも愛されていて、ここでの暮らしをとても気に入っています。」とクレアさんは言いました。

バーナビーはときおり食欲がなくなることがありますが、そんな時はスタッフたちがスプーンでご飯を運び、
バーナビーが食べやすいようにしてあげます。
ビタミンなどもその時に与えているそうです。
バーナビーの瞳孔は膨張していて、あまりものが見えなくなっています。
しかし彼は他の感覚で視力を補いながら、みんなに愛情を届けています。
人々の目標
「私たちの目標はバーナビーを健康に保ち、残りの人生を幸せに過ごしてもらうことです。」
と、クレアさんは語ります。
バーナビーは今まで、とてもつらい経験をして生きることの大変さを身にしみて感じたことでしょう。
しかし今は獣医のお父さんを持ち、病院のスタッフに囲まれて毎日幸せを噛み締めていることでしょう。

15歳で保護されたバーナビーは、最高の里親さんを見つけました。
人懐っこい性格と相まって、残りの『人生』を幸せに暮らして行くでしょう。
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出典:Facebook