ジャズの息遣い
ダローザさんが希望を失くしかけていた時、猟場番人長から連絡が入りました。
ジャズを見つけたとのことです。
彼はジャズの息遣いのみで、どこにいるのかを突き止めたようです。
ジャズがいた場所は、地下にあるパイプホールという泥炭用の狭い穴の中です。
愛犬はドロドロの中へ、落ちてはまってしまったようでした。
湿原地帯の静けさがあったとはいえ、
ジャズの息遣いを頼りに居場所が分かる猟場番人さんは凄い能力を持っていますね。
そして、息遣いがあるということは愛犬がまだ生きている証明でもあり、希望が見えてきました。
救出
猟場番人はすぐに、およそ1.8メートルある炭泥の中から犬を救出する作業に取り掛かりました。
そのうちの1人であるジョニーさんは穴の中に頭を突っ込み、誇らし気に穴から出てきました。
その彼の手には、泥まみれですがジャズがいます。
猟場番人たちのおかげで、ジャズは無傷で済みました。
この時のジャズは、絶縁材のおかげで体温を奪われずに難を逃れたそうです。
ダローズさんは愛犬の捜索に関わった多くの人々に、感謝の気持ちを伝えました。
ジャズがケガもなく、無事に見つかって本当に良かったと思います。
これからは穴に落ちる事がないように、安全な場所で元気に走り回っていて欲しいです。
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