キツい回答
「このバスって、『〇〇』という施設に行きますか?」
この質問に対して、運転手さんはこのように答えました。
「それなら、『××』のバス停だと思います。ですが、今後はきちんと調べて覚えてください。分からない運転手も多いから」
投稿者さんはこの返事を聞いて、最初は「なかなかキツく言うなあ」と思いました。
しかし、ふとこう思ったのだそうです。
客「◯◯(最寄バス停が連想できない施設)行きますか」
運転手「バス停××だと思いますが今後きちんと調べて覚えて下さい、わからない運転手も多いから」
中々キツく言うなあと思う一方、「周辺施設も知るべき」という輸送以外のサービスをつい当然のように考える過剰要求社会の一例を見た気がした— ほー(ほほほ)@CESSA (@d_cessa) July 16, 2017
「もしかして、これは過剰要求社会の一部なんだろうか?」
乗客は、「運転手さんだから、周辺施設も把握しておくべき」という思い込みがあったのかもしれません。
つまり投稿者さんが言いたいのは、
自分含む多くの人が「運転手さんなら知ってそう」と頼りすぎなのではないかという事です。
今の一般的な客側の認識だと「わからないなんて勉強不足な運転手だクレームつけてやる」って客のほうが多いんじゃないかなと思って怖いと思った次第。「知らなくても仕方ない」「知ってる運転手さんだったありがとう」みたいな認識が一番良いと思うのよね。業界問わずこういう事例多いと思う
— ほー(ほほほ)@CESSA (@d_cessa) July 16, 2017
バスの運転手さんは、運転や車内放送などが主な業務です。
「周辺施設について詳しくないといけない」わけではありません。
ネットの反応
この投稿に対して、ネット上では様々な意見が出ています。
・確かに頼りすぎている気がいたします。
・私も反省しました。
・こういう人は、すぐ横にカレンダーがあったとしても「今日って何日?」って隣の人に聞きそう
・お店でも、店員さんに過剰なサービスを求める人って結構いますよね。
また現役の運転手さんによれば「〇〇さんの家の近くに行きますか?」と言う質問や、
「この病院まだやってますか?」と診察券を見せられたりといったことが日常茶飯事なのだそうです。
運転手さんだけではなく、働く人たちに対して「知っていて当たり前」と思うのではなく、
「知っている人でよかった」という気持ちを常に持っていたいものです。
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出典:Twitter