保護されたワンちゃんが愛情によって命を輝かせ、心を開いた様子に胸が熱くなる・・・

たくさんの愛

アニーさんがカラを連れて初めに向かったのは動物病院です。

初めての病院に、カラは不安を感じます。

しかし、獣医さんは怯えているカラを優しく抱きしめてキスをしてくれました。

治療のために、カラは1週間シャワーをしてもらいました。

優しくしてもらったようで、とても気持ちよさそうな顔をしています。

もちろん、アニーさんもたくさんの愛情を注ぎます。

スキンシップを欠かしません。

本来のカラは、人間好きな甘えん坊の子だったようです。

そして数週間後、見違えるような姿になったのです。

元気に成長!

たくさんの愛情によって、カラは見違えるように元気になりました。

タオル遊びをしているカラの表情に、あの不安そうな面影はありません。

やんちゃで人懐っこいワンちゃんになりました。

不安そうにケージの中でシッポを振っていた子犬は、立派なワンちゃんになりました。

病気を抱えて安楽死させられそうになったのがウソのようです。

病気だからとあのまま処分されていたら、

楽しそうなカラもその姿を見て微笑むアニーさんもいませんでした。

カラが救われたのは治療のおかげかもしれません。

しかし、一番の大きな力はたくさんの人がカラに注いだ愛情ではないのでしょうか。

いつまでも元気で楽しいカラでいて欲しいですね。

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