郵便受けに捨てられた子猫
その日は気温の高い日でした。
郵便受けに入れられたネスレは、脱水症状や栄養失調などでかなり危険な状態だったそうです。

「ネスレは発見時、生後3週間前後と思いましたが、体重が170グラムほどしかなく生きているのが不思議なほどでした。そして左目が、重度の感染症を引き起こしており失明の危険性があるほど深刻でした。」
ネスレを保護したカットさんはこのように語りました。

170グラムという小さな命を、カットさんや他のスタッフが支えて治療にあたります。
小さな子猫ですから数時間ごとのミルクや排泄など、たくさんの世話が必要です。
とても1人の力では、ネスレは助からなかったでしょう。
奇跡の回復
スタッフ達の懸命な看護やお世話の結果、なんとわずか2日後には左目が開きました。
そしてこの頃から、体重も増え始めました。

「ネスレはたった2日で驚異的な回復を見せました。その後は自分で歩き、排泄することも出来るようになりました。彼の小さな体には、私たちの想像がつかないほどの強い心を持っていたようです。」
カットさんはこのように語ります。

左目の視力もほとんど戻り、生き生きとした目のネスレです。
一度は生死をさ迷いましたが、たくさんの人に支えられ愛くるしい子猫になりました。
その強い生命力で、これからは幸せに生きて欲しいですね。
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出典:Facebook