人間に母親を殺された子ザルが新しく母親となった者に愛情を与える姿に胸が熱くなる・・・

新しいママ

ホエザルの赤ちゃんは通常、6ヶ月まで母親が付きっきりで面倒をみます。

ホエザルは高い木の上で生活しているので、物心がつくまで赤ちゃんから目が離せないのです。

そのせいか赤ちゃんはとても甘えん坊で、

お母さんと離れ離れになると寂しさで命を落とすこともあるとのこと。

ブーマーが預けられた保護施設には、

そのようなホエザルの生態をよく理解しているラケルさんという女性職員がいました。

ラケルさんは、ブーマーを我が子のように付きっきりでお世話をします。

一方、ブーマーもラケルさんを母親と思い寄り添いました。

ママがいない!?

ある日のことです。

ラケルさんは空港へ知人を迎えに行くことになり、空港まではブーマーも一緒に行きました。

しかし、中に入るわけには行きません。

そこで、ブーマーは別の人と車でラケルさんと待つことになりましたが…。

ラケルさんが車外に出てた瞬間、ブーマーはパニック状態になりました。

鳴きながらラケルさんを探し回り、

ハンドルやダッシュボードに登ったりシートの下に潜り込んだりしてラケルさんを探します。

預かった人が、抱いて落ち着かせようとしましたが無理でした。

しかしブーマーは次第に疲れ果て、お守りの人が再び抱いてみると泣きながら眠ってしまったそうです。

人間と信頼

ラケルさんが車に戻るとブーマーは目を覚まし、

彼女の首におさまりましたが不満そうに鳴いていたそうです。

お守り役の人は、純心に1人の人を信頼する姿に心から感動したそうです。

お金のために母親を殺されてしまったブーマー。

酷い人間もいればラケルさんのような信頼できる人間もいます。

密猟という残酷な現実が無くなりますように。

そしてラケルさんのもとで、いつまでもブーマーが幸せであるように祈るばかりです。

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出典:boredpanda

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