生きることに絶望した少女
これはスロベニアに住む19歳の少女のお話です。
「私は普通の子じゃなかったの」
少女は自身のことをこのように話します。
孤独で自尊心が高く、いつも自分で築いた暗い悲しみの世界に縛られていたそうです。
そして、「小さな頃から可愛くなかったの」とも言いました。
また少女が悩み、苦しんでいた原因の1つに父親のことがありました。
彼女の父親は酷いアルコール依存症で、そのために家庭はいつもギスギスしていました。

彼女は学校にも馴染めず、いつも孤独でした。
家族や親戚の大切な人が、相次いで2人も亡くなるという不幸もありました。
「良いことなんて何もなかった。」と、少女はぽつりとつぶやきました。
さらに当時付き合っていたボーイフレンドは彼女を慰めるどころか、
彼女を傷つけることばかりしてきたのです。
身も心もズタズタに傷着いてしまった彼女は拒食症にまでなりました。

ところが、そんな彼女を救ったのは1匹の犬でした。
彼女の心の闇は、1匹の犬によって劇的に変化したのです。
少女のその後が気になる方は、次のページをご覧ください。
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