後ろ足がない状態でも必死に生きようとする子ヤギの姿に胸が熱くなる・・・

草食動物は他の動物とは違い、産まれてすぐに立ち上がらなくてはなりません。

そこが野生の世界だった場合、立ち上がって母親について行かなければ捕食者に食べられてしまうからです。

それだけ、草食動物にとって立つというのは重要な事です。

しかし、産まれてくる全ての命が五体満足に産まれてくるわけはありません。

ヤギのイジー

1月のある寒い夜に、子ヤギのイジーは産まれました。

この日の気温はマイナス25℃。

凍てつくような寒さだったそうです。

イジーには双子の妹もおり、

この子が元気に母ヤギのお乳を飲んでいるのにイジーはどこか様子がおかしいのです。

どうやら後ろ足に障害があるらしく、足を折りたたんで座ることができませんでした。

農場主は、障害を持って産まれたイジーの安楽死を検討します。

しかし、この農場で働いているローリーさんはイジーの命を諦められませんでした。

そこで、イジーのリハビリを行いたいと農場主に願い出ました。

こうして、イジーを助けるローリーさんの懸命な努力が始まったのです。

イジーのその後の経過は、次のページにてご紹介いたします。

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