最愛の友の死
ジョキアはマエ・パームが亡くなってからも側に寄り添い、
心配そうにマエ・パームの体をさすり続けたといいます。
亡くなったということがわかっていないのでしょうか。
そんなジョキアを見ると、職員はマエ・パームの遺体を埋葬することがなかなか出来なかったようです。
17年間という長い歳月、
ずっと目の代わりをしてくれたマエ・パームの死を受け止めることができないジョキア。
その悲しみはどれほどのものでしょう。
最愛の友が亡くなり、もう会うことができないというつらさは人も動物も一緒なのですね。
どれだけ体をさすっても二度と動くことがないマエ・パームを諦めきれないジョキア。
ジョキアは食事も取らずに、マエ・パームのそばに寄り添い続けました。
ジョキアの現在
ある日、衰弱していくジョキアを心配した職員はマエ・パームを埋葬する決断をしました。
マエ・パームが運ばれる時、ジョキアはマエ・パームに優しく触れ、うめき声をあげたといいます。
この時、ジョキアは初めて友人の死を受け入れたようでした。
マエ・パームの遺体が埋葬され、
ひとりぼっちになってしまったジョキアはその後何日も泣き続けたそうです。
マエ・パームが亡くなって2ヶ月が経った今も、ジョキアは元気がありません。
悲しみから立ち直れずにいるのです。
職員の方々はジョキアが少しでも元気を取り戻して、
前向きに生きていくように最大限の努力をしているそうです。
ジョキアが1日でも早く悲しみを乗り越えて、再び元気な姿を見せてくれるようになってほしいものですね。
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出典:boredpanda