様々な理由で、実の親から養育を放棄される子供達がいます。
それだけでもつらい出来事ですが、
その子達は施設や里親のもとで自分の人生と向き合いながら生きて行くことができます。
しかしその子が余命わずかな病に侵されていたら、この子を引き取る里親さんはいるのでしょうか?
施設に預けられても、手のかかる病気の子供に愛情は与えられるでしょうか?
このような厳しい現実を受け入れた男性が、アメリカのカリフォルニア州にいます。

この男性の名前は、ロサンゼルスで暮しているモハメド・ブジークさん。
モハメドさんは、末期患者の子供達を引き取る里親として20年活動を続けています。
これまで、80人の子供さんを自宅で看取ってきました。
なぜモハメドさんは、『子供の死と向き合う』というつらい活動をしているのでしょうか。
無償の愛に溢れたモハメドさんの活動を、次のページで詳しくご紹介いたします。
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