皮膚に彫ることで多くの命が助かるかもしれない新しいタトゥーに世界中の医者が注目!

新しいタトゥー

そのプロジェクトとは「ダーマル・アビス(DermalAbyss)」という、

肌に掘られたタトゥーを利用したものです。

これはタトゥーの色の変化で血中のブドウ糖レベルやpH、

その他体内の代謝状態を計測できるバイオセンサーになるそうです。

このセンサーは、血管と細胞の空間を満たす「間質液」の変動によって色が変わる仕組みです。

タトゥーはインクの代わりになり、

現在は「紫からピンクに変わるpH値センサー」「青から茶色に変わる血糖値センサー」

「蛍光の強度が変化するナトリウム値センサー」などが研究されています。

このタトゥーの研究が進めば、糖尿病患者の方はタトゥーの色で血糖値レベルが分かるため、

面倒な採血の必要が無くなるのです。

実験結果

話題を呼んでいるタトゥーですが、現段階では製品化や臨床実験の計画はないそうです。

しかし、人間に近い皮膚を持つブタを使った実験では成功しているそうです。

『MITメディア・ラボ』のシン・リュウ氏は次のように述べています。

「製品化するまでには長い時間がかかりますが、大きな可能性を持っています。すでに糖尿病を抱えるひとから、試したいとのメールを多数いただいています」

今の研究段階ではアレルギー反応や持続性についてなど、まだ不明な点が多いとのこと。

また、『ダーマル・アビス』はタトゥーインクのように使えるため、

好みのデザインを選ぶことも可能なのだそうです。

健康バロメーターでありつつ、ファッションとしても注目を集めそうです。

一刻でも早く製品化され、病気の方々の苦労が軽くなれば良いですね。

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出典:Twitter/Twitter/CBS News

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